+Dearest+

2005年9月5日
帰り行く烏を追う事も
小さな雀を手に取る事も出来ぬ私と謂う動物は
普段は文明を纏っているが
何も持たず獣の前へ放り出されれば
為す術も無く
喰い散らかされるだけだろう

そんな小さな私が
声を張り上げて叫ぶのは
遠い地の遠くしかし同じ空の下に居る
我が最愛の者に捧ぐ言葉なのだろう
私などの口から発するのは気が引けるが
私の持つ語彙にはその言葉しか見付からないのだ

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