固くて厚い表紙。今よりも背が低かった頃読み残した本。
劇場のスクリーン。今でも予告編は苦手だ。怖い画(え)が予測不可能だから。
悪がはっきりと存在するくにで、悪は討たれる。
でも明るくなった後の世界は、あやふやだ。
翼や美しい毛並みがないかわりに、疑問が渦巻いたり漂ったり。
答えへの疑問だって現れる。そのまた疑問も。
「僕」だってそう。
この循環を悪いって言いたいわけじゃないんだ。
ただ僕が怖いのは、忘れてしまうこと。
「僕」逹が本当は同じ動物から枝分かれを始めたってことを。
劇場のスクリーン。今でも予告編は苦手だ。怖い画(え)が予測不可能だから。
悪がはっきりと存在するくにで、悪は討たれる。
でも明るくなった後の世界は、あやふやだ。
翼や美しい毛並みがないかわりに、疑問が渦巻いたり漂ったり。
答えへの疑問だって現れる。そのまた疑問も。
「僕」だってそう。
この循環を悪いって言いたいわけじゃないんだ。
ただ僕が怖いのは、忘れてしまうこと。
「僕」逹が本当は同じ動物から枝分かれを始めたってことを。
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