+A new moon+

2006年9月5日
長い指と、
向こうで
顔を覆い拭う、笑い涙。
その間に何があったのだろう。

例えばそこかどこかでは、
夜空にひとつだけ、お月さま。
でもまんまるなんかじゃなくて、
半分よりすこし多いくらい。
近くをみたら、
草たちが呼吸を続けてた。

いつの日にかあなたがいて
そのさきは知らないけれど、
太陽とお月さまは順番に下をみつめてた。
今も変わらない交代、交代

そしてお月さまが目を離したすきに、
僕が居はじめた。

時間も距離もこんな風に、
ここまで間を詰めてくれた。
僕はこれ以上、近づけない。
何よりもこの僕が知っている。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索