僕は君の中に何を見付けた?
君は僕の中に何を見付けた?
僕が抱いた「嫌悪感」
君に芽生えた「憧れ」
深層に在るのは同じ物?
嗚、吐気がする
嗚、胸騒ぎがする
その瞳は何方の物なんだ?
僕は立上がり、君は崩れた
君は僕の中に何を見付けた?
僕が抱いた「嫌悪感」
君に芽生えた「憧れ」
深層に在るのは同じ物?
嗚、吐気がする
嗚、胸騒ぎがする
その瞳は何方の物なんだ?
僕は立上がり、君は崩れた
+セルフ-ヘイトレド+
2005年10月26日 詩「僕等」なんて
一文字違いだからっていい気になって
「I」「we」なんて、英語なら
一文字だって合わないと云うのに
[セルフ-ヘイトレド/self-hatred/自己嫌悪]
※カタカナは水田がカタカナ英語読みしてみたものです。
一文字違いだからっていい気になって
「I」「we」なんて、英語なら
一文字だって合わないと云うのに
[セルフ-ヘイトレド/self-hatred/自己嫌悪]
※カタカナは水田がカタカナ英語読みしてみたものです。
+白い月夜、空を掻く指+(にゃップルパイ様に秘密伝言)
2005年10月25日 詩バイオリンだけは棄てられなかった
僕はもう遺されてしまったのに
きっと彼の中で場違いに響くのだろう
人に認識されて始めて僕の存在があるなら
この意識は何と呼べばいい
虚像を映した人間の身体か
僕はもう遺されてしまったのに
彼の書いた革張りの本
染みになると言って涙さえ流せない
四弦は僕を置いて
不安をすべて音にする
滑るような指先が恐ろしく滑稽にみえた
口付けも
窓辺の霧も
調べへと変貌すればいい
遺された僕が彼の中で
聖母の様に言えばいい
彼が小さな頃思った様に
温かい人を抱いて生きて欲しい
君さえ居なければ僕は冷たい廊下で座り込んで
夜想曲を奏でられる
例え僕が小さな幼子の夢に出て来ても
君は笑って赦してくれるね
僕はもう遺されてしまったのに
きっと彼の中で場違いに響くのだろう
人に認識されて始めて僕の存在があるなら
この意識は何と呼べばいい
虚像を映した人間の身体か
僕はもう遺されてしまったのに
彼の書いた革張りの本
染みになると言って涙さえ流せない
四弦は僕を置いて
不安をすべて音にする
滑るような指先が恐ろしく滑稽にみえた
口付けも
窓辺の霧も
調べへと変貌すればいい
遺された僕が彼の中で
聖母の様に言えばいい
彼が小さな頃思った様に
温かい人を抱いて生きて欲しい
君さえ居なければ僕は冷たい廊下で座り込んで
夜想曲を奏でられる
例え僕が小さな幼子の夢に出て来ても
君は笑って赦してくれるね
+My dearest friend+
2005年10月24日 詩When you smile,I am scared
I can’t smile like you
You are never cry,I am scared
I don’t know like you
When I smile,You smile,too
You can smile better than I
I am never cry,you know
You are kinder than I
I can’t smile like you
You are never cry,I am scared
I don’t know like you
When I smile,You smile,too
You can smile better than I
I am never cry,you know
You are kinder than I
+君は嘆いてばかり居るけれど+
2005年10月24日 詩狼の射る樣な視線
獨り善がりな猫
惡の僕に成りたくて蛇が唆した林檎
優しさを犬は隱した
飛べるのに飛ば無い鳥
乾いた魚には水が必要
君影草は純白の鈴蘭
神樣が模倣した失敗作
僕等には選擇肢は無い
獨り善がりな猫
惡の僕に成りたくて蛇が唆した林檎
優しさを犬は隱した
飛べるのに飛ば無い鳥
乾いた魚には水が必要
君影草は純白の鈴蘭
神樣が模倣した失敗作
僕等には選擇肢は無い
私は、
坂の上から見下ろしていて
其処には奇麗過ぎる程理想的な街が在った
坂の下には黒い男の人影が有って
私の方を向いていた
煙る様な街並は男共々融けていて
私に其れを絵画の様に認識させていた
男が私を見ていたのか、其れは判らない
絵画は動かなかった
動けるのは私だけだったのかもしれぬ
私は駆け降り、風が戸惑った
風が凪いだという事は、時は流れたのだろう
男は動きだすと思われた
しかし其れは誤りで
男は絵筆が擦り付けた絵具だった
街は美しいまま其処に在った
私は走り抜けて行く
フォゲットミイノット、と声が聴こえた
涙は、何方の物か判らなかった
坂の上から見下ろしていて
其処には奇麗過ぎる程理想的な街が在った
坂の下には黒い男の人影が有って
私の方を向いていた
煙る様な街並は男共々融けていて
私に其れを絵画の様に認識させていた
男が私を見ていたのか、其れは判らない
絵画は動かなかった
動けるのは私だけだったのかもしれぬ
私は駆け降り、風が戸惑った
風が凪いだという事は、時は流れたのだろう
男は動きだすと思われた
しかし其れは誤りで
男は絵筆が擦り付けた絵具だった
街は美しいまま其処に在った
私は走り抜けて行く
フォゲットミイノット、と声が聴こえた
涙は、何方の物か判らなかった
雨
染み渡る様な
辺りは単色で
目を瞬いて(しばたいて)それを確めた
傘はなく、雨は濡らしていく
心地良く感じる自身が不思議だった
植物の恵みの雨
動物にも不可欠な水
人間だって生物だと思った
あの日綴った詩はぼんやりと残っている
きっとそれでよいのだろう
雨
染み渡る様な
辺りは単色で
目を瞬いて(しばたいて)それを確めた
傘はなく、雨は濡らしていく
心地良く感じる自身が不思議だった
植物の恵みの雨
動物にも不可欠な水
人間だって生物だと思った
あの日綴った詩はぼんやりと残っている
きっとそれでよいのだろう
雨
きっとまた、
少しでも
空間を共有できるかな
一緒に、創って
一緒に、笑って
舞台の上では
別の人間だけど
今だってほら、
昔とは違う人間なんだし
また話せるようになったから
それでいいよ
脚本にある楽しさと
そこにはない楽しさを
束の間かもしれないけれど
精一杯やるべきだね
明日は必ず、一緒に立つよ
少しでも
空間を共有できるかな
一緒に、創って
一緒に、笑って
舞台の上では
別の人間だけど
今だってほら、
昔とは違う人間なんだし
また話せるようになったから
それでいいよ
脚本にある楽しさと
そこにはない楽しさを
束の間かもしれないけれど
精一杯やるべきだね
明日は必ず、一緒に立つよ
喧しさできっと
この虚無感を誤魔化している
そう、知っている
でも、癖になっている
直せないからきっと
迷惑なのを忘れようとしている
そう、知っている
でも、このままになる
悲しさできっと
何処かの岸辺で泣いてしまう
そう、知っている
So、離れられない
この虚無感を誤魔化している
そう、知っている
でも、癖になっている
直せないからきっと
迷惑なのを忘れようとしている
そう、知っている
でも、このままになる
悲しさできっと
何処かの岸辺で泣いてしまう
そう、知っている
So、離れられない
まるで幼子の様に浮遊している
鳴り止んだ音の中に
予期せぬ静寂、戻ってくる騒音(ざわめき)
もう、歩かなければならない
さあ手を取って、
* * *
幸運にも、ヴァイオリンとギターのデュオ演奏を聴かせて頂ける機会があったので行って来ました。
素晴らしかったです。
耳とか頭とかそういう媒体を通してではなく、直に伝わってくる感じと言えばいいのでしょうか…。
洋楽、邦楽等、色々なジャンルの曲が聴けて本当に有意義な体験でした。
「言葉で表せない」はそれだけ「美しい」という意味で、素晴らしい事でもあると思うのですが、書く側としてはもどかしく思ったりもします。
前から好きだったヴァイオリンが弾けるようになりたい、それが無理でも何か弾ける楽器があるといいなと心から想いました。
まずはリコーダーの指づかいから思い出さなくては…(涙)。
因みにこの詩は、アンコール後の感動の中にいる時のイメージです。
普通に感想を書くのも大変だったので、詩はやはり難しかったですが、意外に素直に書けました。
まだまだ精進しなくてはいけないと、気持ちを新たにしました。
本当に楽しかったです。
演奏者の皆様を始め、たくさんの方々に心から感謝しています。
有難う御座いました。
鳴り止んだ音の中に
予期せぬ静寂、戻ってくる騒音(ざわめき)
もう、歩かなければならない
さあ手を取って、
* * *
幸運にも、ヴァイオリンとギターのデュオ演奏を聴かせて頂ける機会があったので行って来ました。
素晴らしかったです。
耳とか頭とかそういう媒体を通してではなく、直に伝わってくる感じと言えばいいのでしょうか…。
洋楽、邦楽等、色々なジャンルの曲が聴けて本当に有意義な体験でした。
「言葉で表せない」はそれだけ「美しい」という意味で、素晴らしい事でもあると思うのですが、書く側としてはもどかしく思ったりもします。
前から好きだったヴァイオリンが弾けるようになりたい、それが無理でも何か弾ける楽器があるといいなと心から想いました。
まずはリコーダーの指づかいから思い出さなくては…(涙)。
因みにこの詩は、アンコール後の感動の中にいる時のイメージです。
普通に感想を書くのも大変だったので、詩はやはり難しかったですが、意外に素直に書けました。
まだまだ精進しなくてはいけないと、気持ちを新たにしました。
本当に楽しかったです。
演奏者の皆様を始め、たくさんの方々に心から感謝しています。
有難う御座いました。
+The space+
2005年9月14日 詩I can watch many many place on TV
And I have a sense
We can standing up
and have a possibility of this
That’s all
And I have a sense
We can standing up
and have a possibility of this
That’s all
なに故、君は此處で鳴く
地上とは無縁な、コンクリイトの道で
私は浮上出来るが、君はさうもいくまい
連れて行つてやらうにも
音のするはうには何も居ないではないか
唯無機質に壁が有るばかりだ
鈴の音だけが云ひ得ぬ部分に寂然と響く
最後の言伝に下駄を鳴らし私は去る
音だけでも未來永劫残せよ、と
※蟋蟀=コホロギ(コオロギ)
地上とは無縁な、コンクリイトの道で
私は浮上出来るが、君はさうもいくまい
連れて行つてやらうにも
音のするはうには何も居ないではないか
唯無機質に壁が有るばかりだ
鈴の音だけが云ひ得ぬ部分に寂然と響く
最後の言伝に下駄を鳴らし私は去る
音だけでも未來永劫残せよ、と
※蟋蟀=コホロギ(コオロギ)
+I haven’t been,but I have seen+
2005年9月12日 詩ネオンがまるで海のようだ
手を伸ばしても伝わるのは硬い感触
ニュースでは毎日のように映され、
自分を受け入れないのではないかと一抹の不安さえ憶える
こちらからは何も伝えられないのなら
いっその事虚像など映さないで欲しい
都会のネオンが冷たい雨のようだ
手を伸ばしても伝わるのは硬い感触
ニュースでは毎日のように映され、
自分を受け入れないのではないかと一抹の不安さえ憶える
こちらからは何も伝えられないのなら
いっその事虚像など映さないで欲しい
都会のネオンが冷たい雨のようだ
It loated away on the sea before
あのとき零れ落ちた物は
ビー球だったのか、ただのガラスの破片だったのか
きちんと確めておくべきだった
Even a flood tid cannot take back it
あのとき零れ落ちた物は
ビー球だったのか、ただのガラスの破片だったのか
きちんと確めておくべきだった
Even a flood tid cannot take back it